高ステータスカードの審査の現状

クレジットカードの中には、持っているだけで、社会的に高いステータス性を得れるものがあります。ゴールドカードやプラチナカード、ブラックカード、アメックスやダイナースなど、高いステータス性を誇るカードは数多くあります。こういったステータス性の高いカードは、そのステータス性が高くなればなるほど、審査基準も厳しくなり、誰でも用意に手に入れることはできないようになっています。

ブランドで言ったら前述したアメックスやダイナースの審査は通りにくいというのが一般的には思われていますし、カードランクも普通のカードからゴールド、プラチナ、ブラックと上がるに連れて、審査は容易に通れなくなっていきます。

では、実際の審査基準というのは果たしてどれほどのものなのでしょうか。普通カードの比べてゴールドはどれほど通りにくいのか。そのうえのプラチナやブラックともなるとどうなのか。そういった高いステータス性を誇るカードの審査の実態についてまてめてみました。

■ダイナースの審査はどれほどか

クレジットカードの中でも、ダイナースは豪華なサービスが受けられるので、ダイナースのクレジットカードを持ちたいという人も多いです。ダイナースは付帯保険が充実していたり、空港ラウンジの無料使用、海外旅行でも24時間いつでも電話でサポートを受けられるなど、特典も多いので人気があります。

ダイナースの審査は他のクレジットカードに比べると、かなり厳しいと言われています。年齢は27歳以上で年収500万円以上ないと審査に通ることは難しいです。直近3か月以内にクレジットカードを利用していて、過去1年間に返済の遅延などが一度もなければ、かなり審査が有利になります。ダイナースは年会費は22000円と高額ですが、それでも豪華なサービスを受けられるので、頻繁に利用している人は十分元がとれます。

■今やゴールドカードの敷居は低い?

クレジットカードには一般カードだけでなく、かなりのブランドでそのラインナップの中にゴールドカードを揃えていることが多いです。ゴールドカードは券面がその名前のとおり金色に光っており明らかに目立ちます。それだけステータス性を感じるだけではなく、一般カードよりもいろいろな優待もあったりしますし、カード利用の限度額も高いことが普通です。

初めのうちは一般カードでも十分だと思っていたような人でも、ある程度の年齢になってくるといろいろなシーンでステータス性というのが重視される場面も増えてくるもので、そろそろ自分も一般カードではなくてゴールドを持ちたい、自分にも持てるだろうかと考えている人も多いかもしれません。クレジットカードでゴールドを持とうとする場合、その審査はどのようになっているのでしょうか。どれくらい審査は厳しいのでしょうか。

先に結論めいたことを言いますと、実はゴールドカードの審査というのはさほど厳しくないことが多いのです。そんなはずはなかろうと思われるかもしれませんが、少なくとも今の時代はさほど厳しくありません。この一つの理由は、クレジットカードのステータス性そのものにあります。確かに昔はゴールドカードが相当なレベルのステータスでした。そういう時代では、審査も相応に厳しかったことはある意味事実でしょう。しかし今はそうではないのです。ゴールドに極めてハイレベルの憧れを持っている人にこういうことを言うのは心苦しいのですが、今ではゴールドはさして高いステータス性を持つカードではなく、単に一般カードよりは高めという程度にすぎません。ゴールドの上にはプラチナがありますし、さらにその上にはブラックと呼ばれるカードまであります。

確かにブラックカードとなれば、一般人にはまず一生縁のないカードであることは間違いないでしょうが、普通にエリート層、セレブ層と呼ばれているような人々であれば、プラチナカードレベルは十分に狙える、狙いたいレベルなのです。そういう意味でゴールドはそこまでステータスは高くないということです。

具体的な審査基準としては年収面が最も気になるところでしょうが、普通のブランドのゴールドカードであれば、おそらくフルタイムで仕事をしているような人であればほぼ誰でも手が届くレベルと考えて間違いないでしょう。年収300万円でも十分に持てるゴールドはいくらでもありますし、400万円もあればほぼ間違いはありません。

■プラチナカードの審査の実態とは?

クレジットカードの中にはステータスの高いカードがあります。ゴールドカードがまず思い浮かぶ人も多いでしょうが、その上をいくカードがプラチナカードです。プラチナという名前のとおり、白金色に輝くカードです。このプラチナカードを持ちたいと思った場合、その審査はどのようになっているのでしょうか。

まず、プラチナカードのクレジットカード審査においては、大きく2種類の申し込み方法があるということを知っておきましょう。一つは自分から自由に申込めるタイプ、もう一つはクレジットカード会社からインビテーションが送られてくるタイプです。かつてはプラチナカードといえばほぼ全てがインビテーション制であり、自分から自由に申し込めるということはまずなかったのですが、今では自分から自由に申込めるカードも増えてきています。

当然ながら、インビテーション制の場合は、カード会社から招待されるわけですから、招待を受けて申込む以上はよほどのことがない限り審査には通ると思って間違いありません。カード会社としても、招待までしたのにいざ審査の段階で落とすというのは行動が矛盾していますし、かえってブランドイメージを傷つけることにもなってしまうからです。というか、招待制の場合、招待する段階で既に審査は終わっているともいえるのです。

さて、では具体的な基準ですが、これはカードブランドによってもまちまちですが、当然ながらゴールドカード以上の属性が求められます。とはいっても、普通の人には全く手が届かないといったレベルでは決してありません。典型的な例でいきますと、過去の同一ブランドのクレジットカード利用履歴で、年間に150万円とか200万円レベルのカード決済があることを第一の条件としているところが多いようです。この金額はかなり多いようにもみえますが、200万円であっても毎月にすれば17万円程度です。

日常的な買い物を全てカード決済するとともに、家族会員分を合わせたり、さらには年に数回程度の高額な買い物、家電製品とか旅行商品などの決済も合わせれば、決して夢のような金額ではないでしょう。多くのプラチナカードでは、一旦審査基準を満たしてしまえば、その後はその基準に到達しなくても別にカードの利用を停止されたりするようなことはありません。ですから、とりあえず短期間だけがんばってみて、プラチナカード保有の基準だけを満たしてしまうというような技も可能です。

■ブラックカードの審査ってどうなっているの?

クレジットカードの中でも最上級のカードがブラックカードと呼ばれるものです。これはまさに最上級のステータスであって、そのようなラインナップを用意しているブランドは多くないというか、実際には逆でそのようなラインナップを用意しているブランドは極めて限定されています。本当に、ごく限られた人のためだけのカードであると同時に、サービスを提供するクレジットカード会社としてもその真価が問われるというか、どんなカード会社であっても提供できるようなサービスではないわけです。ですからブラックカードをラインナップに揃えているクレジットカード会社は極めて限定されているのです。

では、このようなブラックカードの審査は一体どのようになっているのでしょうか。審査というと申込みの後に行われるイメージを持っているかもしれませんが、ブラックの場合、そもそも自分からそのようなカードを持ちたいと願って申込みができるようなものではありません。ですから審査も申込みの後に行われるようなものとは少し異なります。

ブラックの場合、どんなカードでも基本はインビテーション制です。インビテーションというのは招待という意味ですが、カード会社がこの人こそブラックにふさわしいと判断したごく少数の人にだけ、招待状が送られてくる仕組みになっているのです。もちろん招待状が送られてきたからといって100%とは限りませんし、当たり前ですが無料招待のはずはなくそれこそびっくりするような年会費はかかりますが、ここで言いたいことはどのような人にインビテーションを送るかを判断する時点で既に審査が行われているということです。つまり、申込みの後ではなく、申込みの前に審査が行われているというイメージを持ってもらって構いません。

では具体的にどういう内容なのかというと、残念ながらかなりの部分は文字通りブラックボックスです。一ついえることがあるとすれば、一般の人には、多少の努力をしようとも、おそらく一生縁のないカードだろうということくらいです。年収の高さ、クレジットカードの利用履歴はもちろんのこと、社会的地位の高さも当然のように求められます。例えば大物の芸能人や政治家、企業経営者や大企業の役員といったレベルです。イメージを持ってもらうために多少の誤解を恐れずにいえば、テレビに出るとか雑誌の記事に取り上げられることがあるレベルの人を目指せば、そのうちブラックカードのインビテーションが来ることもあるかもしれません。

■アメックスセンチュリオンカードの審査はどんなものなのか

クレジットカードの審査に通る方法は、いくつものブログやサイトで解説がされています。しかし、センチュリオンカードの審査に通るためには、一般的に解説がされているポイントを抑えているだけでは不十分です。ここでは、センチュリオンカードの審査に通るための条件について解説をします。

クレジットカードの審査でポイントとなるのは、年収、勤続年数、勤務形態、年齢などです。個人信用情報についても重要になりますが、センチュリオンカードを作りたい人は、良好なクレジットヒストリーを築いていることは最低条件となるでしょう。たった1回でも延滞の記録がある人は、その時点で審査に落とされると思われます。

センチュリオンカードを作るためには、アメックス・プラチナ・カードを保有している必要があります。さらに、アメックス・プラチナ・カードも基本的にはインビテーション制になっているため、アメックス・ゴールド・カードを使い続けて、インビテーションが送られてくるのを待つ必要があります。

アメックス・プラチナ・カードを使い続けて、利用実績を積むことがセンチュリオンカードに招待されるための条件です。年収条件も重要で、年収が1000万円以上は必要になってくると言われています。センチュリオンカードの年会費は35万円(税抜き)となっているので、その意味でも一般的なサラリーマンでは持つことが難しいでしょう。

クレジットカード会社からすれば、年収が1000万円あっても年間30万円しか利用してくれない人よりも、年収が300万円でも年間200万円の買い物をしてくれる人を優遇したいと考えます。年収も重要ですが、それまでの利用実績のほうが重要になるかもしれません。年収が300万円でも資産を多く保有している人は、年間500万円以上の買い物をする人もいます。

センチュリオンカードは最上級のクレジットカードになるので、条件を満たせばだれでも作れるというものではありません。保有者が増えると希少性が失われますので、保有者数を一定に保っているようです。すなわち、どんなに属性が良くても保有者が一定数に達している場合には、インビテーションは送られてきません。定員が一杯なら、空きが出るのを待つしかありません。

まとめると、年収1000万円以上、アメックス・プラチナ・カードを頻繁に利用しており、良好な利用実績を積んでいる人が対象となりますが、保有者数には限りがあるので、運の要素も関わってきます。