クレジットカードの審査に落ちないための注意点

■クレジットカードの審査に落ちる理由とは?

クレジットカードの審査に落ちる理由はいくつかあります。例えば収入が極端に少ない人とか、そもそも仕事をしておらず収入のないような人はほぼ確実に審査に落ちることになります。しかし、とくにそのような収入面の問題もないのにクレジットカードの審査に落ちるという場合には、もしかしたら個人信用情報に傷がついている可能性があります。いわゆるブラックリストと呼ばれるものですが、この言い方は実は正確ではありません。別に問題のある人だけを特別に集めたブラックリストが作成されているわけでは決してなくて、あらゆるクレジットカード保有者の情報が全て網羅されており、その中のいろいろな項目として、カード会社の担当者が問題だと考えるような内容も含まれているということです。

さて、では具体的に個人信用情報としてどのような情報が記載されていれば、クレジットカードの審査に落ちる、あるいは少なくとも落ちやすくなるのでしょうか。

まず確実にいえることは、過去にカード利用代金の支払いを大幅に遅らせたこと、あるいは何回も遅らせたことのあるような人です。誰でもうっかりということはありますが、例えば3ヵ月以上も遅らせるとか、あるいは何回も何回も遅らせたことがあるなどという人はうっかりとは決して見てもらえません。確信的とみなされてしまい、新規のカード審査に落ちる可能性が高くなります。ましてや最終的に自己破産をするなどして返済を免れたことのあるような人はまず確実に審査落ちとなります。

ただし、そういう過去があるからといっても、永遠にダメなわけではありません。一応、このような支払い遅延の情報は5年間保持されることになっていますから、逆に言えばそういう過去のある人でも5年経過すれば晴れて問題なしの身になることができます。

次に、結構うっかりしやすいのですが、そういう返済遅延の過去のない人でも引っ掛かるケースがあります。それは、短期間に多くのカードに連続して申込みをするようなことです。このような情報も個人信用情報として保有されているのですが、こういうことをされるとカード会社の担当者は不安になります。こんなにもまとめてカードを作って、そんなことをする必要がそもそもあるのだろうかと思われるのは当然ですし、使えるだけ使って姿をくらますつもりではないかと勘ぐられたりもするわけです。キャンペーンなどで多くのカードを短期間に集中して申込むのはやめたほうがよいでしょう。

■クレジットカードの審査に影響する個人信用情報とは?

クレジットカードの審査においては個人信用情報が大きく影響します。年収など収入面でさほど問題がないように見えるのに、クレジットカードの審査によく落とされるというような人は、この個人信用情報が悪影響を及ぼしている可能性があります。個人信用情報がどのようにクレジットカードの審査に影響を及ぼすかというと、収入面ではなく、むしろ支出面、これまでのカード利用履歴で問題がなかったかどうかが記録されているのです。

これは、必ずしもクレジットカードの利用履歴だけが記録されているわけではありません。クレジットカードはある意味でお金を借りることですが、それ以外のもっと広い意味でのお金を借りることが記録されているのです。もちろん消費者金融などでのキャッシングはお金を借りることそのものですから当然ここに記録されており、現在どれくらい借りているのかとか、過去に返済が遅れたことがないかなどが丸分かりの状態になっています。

そして、広い意味でのお金を借りることといえば、例えば携帯電話の本体価格の分割払いなどもこれに該当します。携帯電話の本体価格は12ヵ月払いとか24ヵ月払いにしているケースが多いでしょう。それらは月々の通話料金、データ通信料金とセットで請求されていることが多く、しかも各種の割引なども適用されていたりして非常に分かりにくくなっているかもしれませんが、後払いで支払っている以上は広い意味で一時的にお金を借りていることに他なりません。

ですから、このような代金を滞納したりすると、それはこの個人信用情報に記録されることになるのです。携帯電話とクレジットカードは直接的になかなか結びつかないかもしれませんが、意外なところでつながっており、影響を及ぼすことになりますから慎重になる必要があります。

なお、影響するのは単に返済が遅れたことがあるかどうかだけではありません。キャッシングの場合には、借り入れ金額とか借り入れ件数もまた重要な要素となっています。借り入れ金額が多いことはそれだけ返済が苦しくなる可能性が高いということですし、借り入れ件数が多いということは、もしかしたら既に一社だけでは限度額一杯まで借りてしまっていてそれ以上は借りられない状態なのかもしれないと思われるためです。

これから新たにクレジットカードを持とうとする人は、個人信用情報を傷つけることのないよう、綺麗な状態を保つことを心がけるようにしましょう。

■クレジットカードの審査対策として心得ておきたいこと

クレジットカードの審査に通るかどうかの目安として、信用情報機関に自身の情報を開示請求するといいでしょう。クレジットカードだけではなく、携帯機種の分割契約の情報も記載され、契約や支払いの履歴が記載されています。有料ではありますが、自宅に送付されるか、ダウンロードして確認できます。

毎月クレジットカードや分割契約等の返済を期日を守ってしっかりと支払っていて、証明するマークが付いていれば、申し込み前の段階で特に対策を練る必要はありません。複数回支払い遅れがあったり、延滞や債務整理等の事故情報があったりする場合には、申し込みが難しいと考えた方がいいでしょう。もしくは、発行されても非常に低い限度額になることも予想されます。支払いの遅れについては、2年で記載が自動的に消去されますが、それ以外の情報については、解決してから5年は記載されることになりますので、再度掲載期間が終わる頃に開示請求をして、記載されていないのを確認するといいでしょう。

信用情報に問題がない方でも、収入面で審査に通るか心配な方もいるでしょう。その場合は、クレジットカードの選択の段階で対策を練りましょう。流通系の小売店やネットショップから発行されているカードは、顧客を多く取り込む目的で発行されている側面があります。低めであっても、月々安定した収入があり、毎月支払いができている方に対しては、発行されることがほとんどです。

審査が甘いと言うわけではなく、収入と信用情報の履歴と合わせて利用限度額が決定されます。最も低い場合は5万円ほどで、一括払いのみしか認められないケースもあります。逆に、年収が100万円前後でも、信用情報の履歴が良い場合は、利用限度額が満額になる場合もあるので、既存のクレジットカードや分割契約の支払いをしっかり行うようにするといいでしょう。また、心配であれば、ショッピング利用を希望して、キャッシング枠を付けないようにすると、審査に通りやすくなる場合もあります。

一般的に審査が甘いと評価のあるクレジットカードは、発行されてからが審査の始まりであるとも言われています。加入の基準よりも、途上与信の基準が厳しい場合があり、利用して1年も経たないうちに限度額やキャッシング枠の増額申請をしたり、限度額ぎりぎりの決済利用をしたりすると、お金に困っているのではと判断されて、即時で利用停止になるカードもあります。加入した後も、計画的に利用をして、返済ができる額を把握しながら使うように心がけましょう。

■クレジットカードのキャッシング審査のチェック項目を教えて!

日々の暮らしの中で急なお金の必要性に駆られるケースはよくあるものです。そんな時に財布の中身や銀行の預金残高では対応しきれないようであれば銀行や消費者金融で借り入れ契約が便利ですが、そこまでいかなくても、私たちがいつも使用しているクレジットカードを使って手軽にキャッシングすることも可能です。これは一体どのようにして使用できるのでしょうか。

まず私たちは通常、買い物用のクレジットカードを契約する際には、記入用紙に必要事項を書き入れていきますが、その中では多くの場合にキャッシング利用の有無について記入する欄が設けられています。これにチェックを入れると、自動的にキャッシングサービスを含んだ審査へと切り替わり、それにふさわしい経済状況なのか、安定した収入は得られているか、他社からの借金などを重ねていないかなどといった基本状況を確認した上でサービス利用の可否が確定します。さらにキャッシングの限度額はどのくらいになるのかといった枠も決められ、この範囲内であればネットや電話、店舗窓口、ATMから手軽に借り入れが行えるようになります。

キャッシングも含むクレジットカードの審査においては、消費者金融や銀行などでも行われるような入念なチェックが実施されます。まずは信用情報機関への照会を通じて過去の返済状況に疑わしいもの、やましいもの、返済事故を起こした履歴などがないかを確認した上で、現在の他社からの借入状況も見ます。そうやって借入額の合計が総量規制の定める収入の3分の1を上回っていないかどうかを確認するのです。

さらに勤務先への在籍確認が行われる場合もあります。これは勤務先として記載された箇所に直接電話をかけ、本人が本当にそこに勤務しているのかを確認するというものです。本人が通話に出る必要はありませんが、主に電話に出た相手がどのような反応をするかによってその人の在籍や勤務実態を確認することになるでしょう。また、場合によってはこれらの在籍確認として勤務先に電話がかかってくることがまずいようであれば、社員証や保険証、給与明細書などの提示を通じて企業名がわかればそれで条件が満たされるということもあります。

そしてクレジットカード申請時には身分証や収入証明書を提示しなければならないケースもありますので、その上、キャッシングを付帯させるときにはあらかじめ勤務先から源泉徴収票を貰い受けるなどの手続きを行っておく必要があります。これらの審査手続きを経て何も問題がないよう出れば、晴れて通過となり、希望通りのサービスが付帯された新規クレジットカードが自宅へ郵送されるか、あるいは連絡後に店舗で受け取りとなることでしょう。

■現在借り入れがある場合に審査を通りやすくする方法

クレジットカードには買い物に利用することができるショッピング枠と、お金を借りることができるキャッシング枠があります。銀行以外のクレジットカードの場合、キャッシング枠は総量規制の対象となり、他の会社からの借金によっては影響を受けます。審査に通ることが心配な場合、すでにある借金を圧縮したり、1か所にまとめることによって通りやすくなります。

しかしそんな簡単に返済することができたら苦労はしません。そこでキャッシング枠を希望しないという方法があるのです。ショッピング枠には収入によって利用できる上限規制はありません。そのため金融機関側の判断で限度額を決定することができるのですが、キャッシング枠をつけてしまうと審査に時間がかかるばかりか、リスクが高くなってしまうのです。クレジットカードはリスクの高い人は利用することができませんので、できるだけ申し込みのタイミングでリスクを抑える必要があるのです。

審査では信用情報を確認されます。信用情報にはその人の他社でのカードの利用状況や申し込み状況がわかります。実は短期間にたくさんの申込をすることも、リスクが高いと判断される原因です。クレジットカードやカードの申込は、短期間にたくさん行ってはなりません。本当に契約したいカードを1枚、理想的な条件のものを1枚、滑り止めとして契約できる可能性が高いカードを1枚など、多くても月の申込は3件までにしておきましょう。審査の内容はカード会社によって異なりますが、契約のしやすさは「偏差値」として一覧にしてあるサイトが存在しています。単純にショッピングに利用したいのであれば偏差値の低いカードから狙ってみるのも良いかもしれません。

また、審査なしで契約ができるクレジットカードもあるのです。それが「デビットカード」です。デビットカードは利用すると残高が即座に銀行口座から引かれます。また、チャージした金額だけ利用することができるプリペイド式のものを発行している会社もあり、クレジットカードと同じように加盟店の決済で利用することができます。どちらもキャッシュバックやポイント還元が発生するものも多く、先に払っておくことを良しとするのであれば、こうしたカードを手にするのも良いでしょう。デビットカードやプリペイド式カードは信用情報に履歴が残りませんので、何枚申し込みをしても影響が出ることがありません。中にはカードを持つだけでキャッシュバックを得られるキャンペーンを行っている会社もあります。