クレジットカードの審査に通るためのポイントpart.2

■クレジットカードの審査に通るには勤続年数も大事

クレジットカードの審査に通るには、もちろん勤務先の規模とか収入の絶対的な金額というのも大事なのですが、実はそれだけではありません。勤続年数も大事なのです。クレジットカード会社としては、ひとまずは申込み時点のその人の収入状況をみて、カードを発行して問題なさそうか、限度額をいくらに設定すればこの人は無理なく支払えそうかというのを審査するわけですが、カードは一度発行されてしまえばその後長く利用されるものですから、本当は申込み時点の状況だけでは不十分で、それが今後も継続的に維持される見込みについてもしっかりと把握したいのです。

つまり、現時点でそれなりに収入が多く、安定していそうな会社に勤務していたとしても、半年後、1年後はどうなるか読めないとカード会社が感じれば、審査の上では厳しい結果になることも考えられます。そして、半年後や1年後がどうなるかを読むための一つの材料が勤続年数なのです。ですから、クレジットカードの審査に通るには勤続年数も重要だということになるのです。

要は、勤続年数が短いということは、それだけ転職してから日が浅いということです。それはすなわち、その人はまたすぐに今の仕事を辞めてしまって転職してしまうのではないかと思われてしまうわけです。現時点の収入が多少良いように見えても転職後の収入までどうなるかは分かりませんし、その意味で言えば退職後に新たな仕事が見つかるという保証もありません。

もちろん勤続年数は今の職場に入ってからの年数を示すにすぎず、それがどれくらい安定しているかを直接的に示すものではないかもしれませんが、代替指標と考えられているわけです。

具体的に、クレジットカードの審査に通るにはどれくらいの勤続年数があればよいかということですが、例えば勤続数ヵ月程度の段階で申込みをするのは、社会人になったばかりの新卒者ならば別として、転職組の人はひとまず控えたほうがよいでしょう。せめて半年、できれば1年程度は欲しいところです。

一方で、勤続年数が5年もあればこの点に関してはまず十分です。5年以上あれば、10年、20年とあっても審査の通過のしやすさにはほとんど差異はありません。この程度あれば、その人の信用も生まれてきます。仮にフリーターやアルバイトであったとしても、5年以上も同じ職場で働いているとなれば、その人はかなり真面目なのだろう、その職場で必要とされていて、容易なことでは仕事を無くすようなことはない、つまり今後も同じレベルの収入が期待できるだろうと思ってもらえるわけです。

■ クレジットカードの審査に通るには個人信用情報の確認が大前提

クレジットカードの審査に通るには、個人信用情報が確認されることを覚悟しておくことも必要です。クレジットカード会社は、入会の申込書が届くと、まず過去に自社で問題を起こしていないかなどのチェックを行うとともに、信用情報センターに照会します。

信用情報センターは現在、国内にはCIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターの3つがあり、これらの機関は延滞情報などの事故情報が各機関に登録された場合に限り、2つのネットワークで情報を共有します。

それでは、個人信用情報というのは具体的にどういうものなのでしょう。ネットワークにはどのような情報が記録されているのでしょうか。

まず、住所・氏名・生年月日、勤務先、運転免許証の番号といった本人特定要件があります。これに加えて、契約年月日、貸し付けの金額、貸し付けの残高、元本または利息の支払いの遅延の有無、総量規制の除外・例外の識別などが記録されています。つまり、クレジットカードで利用中の残高や遅延情報などはすべて登録されているのです。また、携帯電話の支払い情報も登録されています。過去に携帯電話料金の滞納があった場合も記録が残ります。当然、こうした情報は審査にはマイナスになります。審査に通るには、こうしたことを承知しておく必要があります。

では、こうした信用情報はいつまで記録されているのでしょうか。登録機関は上記の3機関とも、クレジットカードの申し込みなどを行った際に、カード会社が情報を紹介した記録である申し込み情報は6か月登録されています。クレジットカードの利用や支払い状況、さらに延滞などのクレジット情報は5年間、登録されています。カード会社が、利用途上での支払い能力を照会した事実を表す記録である利用記録は6か月、登録されています。

この中で注意すべきなのは、言うまでもなく、クレジット情報が5年間保存されている、ということです。支払い遅延などが最近5年の間にある場合は、審査に通るのは難しいと考えたほうがいいでしょう。審査に通るには、最後の支払い遅延から5年間たってから、申し込みをする必要があります。

また、申し込み情報が6か月保存されているということも、気に留めるべきです。カードの申請を6か月間で多数行うと審査の評価が下がる可能性もあります。カードを複数枚作りたい場合でも、6か月という期間は意識するべきです。ただし、この要素はそれほど絶対的ではなく、他の属性がよければ、審査に通る可能性もあります。

■ クレジットカードの審査に通るには他社からの借り入れも要確認

クレジットカードの審査に通るには、他社のクレジットカードの保有状況、借り入れの状況というものも関わってきます。カードはある意味でお金を一時的に借りているのと同じことですから、借りたお金を返せなくならないレベルではないか、そんなに多くの借り入れを他からしていないかということも審査に通るには大事なポイントになってくるということです。ですから、クレジットカードの審査になかなか通らない、申込んだけれどもまた落ちたというような人は、他からの借り入れ状況を少し見直してみましょう。

例えば、既に多くのカードを持っていないでしょうか。2枚や3枚程度であればともかく、4枚、5枚と持っているとなると、新規にカードを作るのはそれだけハードルが高くなります。カードは確かにその人の信用力を現わすという意味合いもあるのですが、枚数多く持てば持つほど信用力が高くなるというようなものでは決してありません。信用力という観点では枚数よりも1枚1枚のステータス性のほうがよほど重要です。もし自分のステータスという意味で多くのカードを持っているような人がいれば、保有枚数を絞り込むことを考えたほうがよいでしょう。

1枚のカードの限度額が例えば30万円だとしても、5枚あれば限度額の合計は150万円となります。万が一の場合は、150万円まで買い物をして、最終的には支払いが滞るのではないかとカード会社の担当者に思われれば、それだけ審査が厳しくなるわけです。なお、他社からの借り入れに関しては、当然ながら返済状況も重要になってきます。これらの情報は個人情報会社というところに集約されていて、カード会社は審査の過程でそこに照会できるようになっていますから、それこそガラス張りで逃げ隠れすることはできません。

例えば返済が遅れたりしていないでしょうか。数ヶ月以上も返済が遅れたりしていては確信犯と見なされます。お金にルーズか、それとももはや返済する気があまりないのではないかと思われてしまいます。そういう人に、ある意味で借金であるクレジットカードを新たに与えようとするのは矛盾した行動ということになってしまいますから、審査に通るにはそのようなことは避けないといけません。

■クレジットカードの審査に通るには限度額はどうする?

クレジットカードを申し込みの際に希望する限度額が記入できる場合がありますが、これは年収によって決められるため、不相応な金額を記入しても低い金額になります。審査に通るには必要最低限の金額にしておいた方が短時間で結果が出ます。

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠の2つがあります。前者は買い物に利用するものであり、基本となる機能です。これに対し、後者はお金を借りるためのものであり、付帯するかどうかは任意となります。これらは別々に審査が行われ、キャッシングの方が厳しくなるので、お金を借りないのであれば付帯しない方が良いでしょう。なお、後から必要になったときに付帯させることも、不要になって外すこともできます。

クレジットカードの審査に通るには年収が重要となりますが、収入が低くても利用できないものではありません。スーパーやショッピングセンターなどが提携しているカードでは発行することで集客力を上げる狙いもあるため、通りやすくなっています。審査に自信がない場合はこれらのカードに申し込んでみると良いでしょう。

なお、生計を共にする家族がいる場合には申し込みの際に工夫した方が限度額を高くできます。まず、年収の記入欄は本人のものと世帯のものがあります。ここで、手取りではなく税金等を含めた年収を記載してできるだけ高い金額にしておきます。また、世帯年収についても家族全員の収入を合計して高めにしておくことで支払い能力を高くできます。これを利用することで、収入のない専業主婦でも審査に通ります。

クレジットカードのキャッシングの審査に通るには本人の収入が必須になることが多いです。キャッシングに関しては信販会社や消費者金融は貸金業法が適用されるため総量規制の対象になり、年収の3分の1までしか借りられません。本人に収入がないと上限が0になってしまうため、利用条件を満たせません。銀行の発行するクレジットカードは総量規制の対象外ですが、本人に収入がないと信用を得られないのでキャッシングの利用は難しくなります。

クレジットカードの限度額は後から引き上げることもできます。ショッピング枠に関しては支払いの遅延を起こさずに利用を続けていれば自動的に引き上げられます。これが待てない場合は申請もできますが、審査があるので落ちることがあります。審査に通るには半年以上継続して利用を続け、信用を得る必要があります。なお、審査が厳しくない一時的な増額もあるので、状況によってこちらを利用しても良いでしょう。キャッシング枠は自動で引き上げられることはありませんが、信用を得られれば増額の勧誘があるので、これを受けて申請すると通りやすくなります。勧誘が来なくても申請はできますが、ショッピング枠と同様に信用を得ておく必要があります。

■ クレジットカードの審査に通るには!審査が甘いと言われるカードの選び方

クレジットカードの審査を不安に思う方は、様々な事情があると思われます。まず、勤務形態がアルバイトやパートだから、安定的な収入がないと難しいのではと考えているのであれば、ほぼ心配する必要はありません。正社員に限ると言う文言がない限り、就労形態は問われないため、月々定期的にお給料をもらっている方で、極端に年収が低いのでなければ問題はないでしょう。

俗に言う審査が甘いクレジットカードはなく、どのカードであっても確実に審査が行われます。申込書に記載された情報や本人確認の書類を元に、身元の照会や信用情報の確認が行われます。在籍確認については、信用情報を閲覧して、利用歴や返済歴に問題がなければ省略する発行会社も多いです。審査に通るには、申込書に正しい情報を記入することが大事で、1文字間違えただけのケアレスミスでも虚偽記載となり、審査落ちする危険性があります。

クレジットカードの審査に通るには、銀行や厳しい条件を設けている信販会社のカードを選ばずに、よく利用する店舗から発行されるクレジットカードを選ぶといいでしょう。審査が甘いわけではありませんが、顧客の利便性と、自社の店舗を利用してもらうために発行することがあるからです。特に、キャンペーン期間であれば、年収が低いとか勤務歴が短い、カードや分割契約等の利用歴がないなどの不利な状況があったとしても、低めの限度額で発行するケースも見られます。