非正規雇用や無職でもクレジットカードの審査は通る

■クレジットカードの審査はフリーターでも通る

クレジットカードの審査ですが、もちろんフリーターでも十分に通る可能性があります。そもそもクレジットカードの審査の条件は、基本的には毎月安定した収入があることです。これはどうせ正社員でないと通らないとか、アルバイトやパート、フリーターでは通らないのだろうと初めから諦めモードの人もいるのですが、決してそんなことはありません。ここでいう毎月の安定した収入とは、仕事そのものの安定性とは直接の関係はありません。確かにフリーターの仕事は正社員と比べると不安定であることは事実ですが、問われているのは仕事の安定性ではないのです。問われているのは収入です。

まず、毎月収入があることが必要です。フリーターでもそれなりにしっかりと働いていさえすれば、最低でも月1回は収入が入るはずです。それどころか、フリーターの場合は週払い、日払いの仕事をしていて、収入の回数だけで言えば月1回よりも多いというような人もいるでしょう。もちろんそういう人はそれで何の問題もありません。しかし、例えば1年のうち半分だけ仕事をしていて、残りの半分はそのときに貯めたお金で旅行をしているなどというような人はこの定義に当てはまりません。

次に、クレジットカードの審査のうえでは、それが安定していることが必要です。ここでいう安定とは、だいたい毎月同じような金額であるという程度の意味です。正社員の場合は月給制でしょうから、手当てや残業代などで多少の変動があったとしても毎月の給料はだいたい似たようなものでしょう。そこまでほぼ一定の金額である必要はありませんが、フリーターの場合でも、毎月の収入が極端に違うとそれは安定しているとは認められなくなってしまいます。実際問題としては、1ヵ月のうちで仕事をしている日数がだいたいどの月でも同じというようなイメージで考えればよいでしょう。先ほど書いたような1年のうち半分だけ仕事というような人はここの定義にも当てはまらないわけです。

ということで、フリーターでもクレジットカードの審査に通るための条件は十分に満たしうるのですが、もちろん収入の絶対額とか、あるいは収入ではなく仕事の安定性が、審査の過程においてある程度問題にされることはありえます。そのため例えば自分の収入を示す書類の提出を求められたりすることはあるでしょう。またフリーターの人は在籍確認の電話にも注意が必要です。自分が勤めている職場に知らせておいてもよいかもしれません。

■ クレジットカードの審査は学生でも通る

クレジットカードの審査ですが、これは学生でも十分に通るものです。基本的なことを言えば、クレジットカードは買い物の代金を一時的に立て替えるという機能がメインであり、立て替える以上は後でその代金を確実に支払ってもらう必要があります。確実に支払うためには本人が仕事をしていること、仕事をして収入を得ていることが大前提ではあります。しかし、学生の場合は、アルバイトなどをしている人も多いでしょうが、社会人に比べるとその収入は非常に少ないことが普通でしょう。なのにどうしてクレジットカードの審査に学生でも通るといえるのでしょうか。

これにはいくつか理由がありますが、要するにカード会社は学生でも十分な返済能力があると考えているわけではなくて、審査の上で学生を特別視、特別扱いしているということになります。まず、学生というのは卒業後には当然新社会人になります。社会人になればカードを持つ人も多くなるでしょう。そういう人が学生時代から何らかのカードを既に持っていれば、そのカード、そのブランドに愛着がわき、よほどのことがない限りはそのカードを継続して利用してくれると期待できます。カード会社にとっては、新規顧客を予め囲い込んでおくことができるというメリットがあるわけです。

また、学生はたとえアルバイトをしていても十分な返済能力があるとまではいえない場合も多いでしょうが、この点に関してもカード会社はある程度考えています。つまり、子供を大学に通わせられるような家庭であれば、親にはそれなりの収入、資産があると想定できます。ですから、万が一その学生が支払いに窮するようなことがあっても、親が支払いをしてくれることが十分に期待できるわけです。社会的な体面ということもあるでしょうから、子供が学生の場合には親もそうそう無視したり放置したりはできないだろうとカード会社は考えているわけです。

このような観点から学生でも十分にクレジットカードの審査に通るのですが、もちろん一般的な社会人のためのカードとは別枠扱いとしているケースも多いです。例えば、発行はされるけれども限度額はかなり低めに抑えられているというようなものです。学生専用のカードとしている場合もあります。このような場合、限度額は10万円とか20万円などといったレベルであることが多いですが、学生には十分な金額でしょう。卒業後は同じブランドの一般カードに自動的に切り替わることが普通です。

■ クレジットカードの審査は主婦でも通る

クレジットカードの審査は、主婦では難しいこともあります。主婦でもお勤めをし、正社員としてバリバリ働いている場合は問題ないですが、パートや専業主婦の場合では、審査で見送られてしまうことがあります。

たとえば、銀行や信販系の場合、非常に審査が厳しいので、パートの稼ぎ程度では認められないことがあります。勤務先や勤続年数なども考慮され、審査ですぐに落ちてしまうことがあります。その場合は、流通系や消費者金融系に目を向けてみることをおすすめします。流通系とは、スーパーやショップなどで発行しているクレジットカードです。特典が非常に豊富で、そのお店で買い物をすることが多い主婦には、非常に魅力的なカードでもあるでしょう。さらに、基準が甘めに設定されているので、パートの主婦でも審査に通る可能性があるので試してみることです。審査に通れば、自分自身のクレジットカードが持てるということになります。

専業主婦の場合は、自分自身のカードはなかなか発行されないのが現状です。しかし、家族カードであれば簡単に発行してもらえます。これは、配偶者の収入が本人の収入と認められるためです。家族カードとしてクレジットカードを申請すれば、すぐに送られてきます。

また、より確実に審査に通るためには、キャッシング枠を下げて申し込むのがコツです。キャッシングは融資の申し込みと同じになるため、金額が高いと収入証明を求められることがあります。さらに、それだけの返済能力がないとみなされると、クレジットカードの発行そのものを見送られることになります。キャッシング枠が欲しいなら、まずはカードを発行してから、しばらくの間、きちんと返済をして、信用実績を作ることです。その後に申し込みをすれば、認められることもあるでしょう。

なお、主婦でも審査に通るクレジットカードはたくさんありますが、それぞれ特徴が違います。年会費が無料であるとか、ポイント制になっているなど、すべてが同じではありません。中には、海外旅行中の保険がついているものもあります。旅行によく出かける主婦の方なら、そういうカードにしておけば非常にお得でしょう。ですので、申し込みをする前に、まずはそれぞれのクレジットカードをよく調べて、比較検討することをおすすめします。

■ クレジットカードの審査はアルバイトでも通る

アルバイトでも審査に通るものは多いです。アルバイトの人は収入が不安定であり、年収も低めなので、カードローンなどの審査ではかなり不利になってしまいます。しかし、クレジットカードはショッピングが主な目的であり、アルバイトの人でもショッピングはしますので、アルバイトでも作れるクレジットカードは比較的たくさんあります。

1社の審査に落ちたからといって、諦めないようにしましょう。たまたま申込みをした1社が審査の厳しいところだったというケースもあります。インターネットの口コミなどを見て、アルバイトでも審査に通りやすいクレジットカードを探してみましょう。アルバイトでも大手チェーンなどで働いており、勤続年数が長いのなら、審査で有利になります。

日雇いバイトの人は不利になりますが、それでもショッピング枠のみのクレジットカードなら作れる可能性があります。属性に不安がある人は、キャッシング枠の希望欄をゼロにして申込みをすることがポイントになります。キャッシング枠をつけるとカードローンと同じ使い方ができるので、可決されるためのハードルが上がります。

アルバイトの人は、年収や勤務形態、勤続年数といったポイントで正社員の人に比べて不利になります。しかし、個人信用情報が良好であれば、可決される可能性もそれなりに高いでしょう。個人信用情報を良好に保つためには、クレジットカードやローンの支払いで延滞をしないことが重要です。

携帯電話料金の中に携帯本体の割賦払い料金が含まれている場合には、ローンと同じ扱いになるので、延滞をしてしまうと信用情報に傷がつきます。携帯料金の延滞で信用情報に傷をつけてしまう人は増えているので、注意をしておきましょう。

他社からの借入についても見られます。消費者金融からお金を借りている人は、不利になってしまいますが、多重債務者となっていなければ可能性はあります。クレジットカードにキャッシング枠をつけると借入件数が1件としてカウントされてしまいます。審査に通りやすくなるという意味だけでなく、借入件数を増やさないためにも、キャッシング枠はゼロにしておくことがおすすめです。

クレジットヒストリーが良好ならば、アルバイトでも審査に通るクレジットカードはたくさんありますので、しっかりと自分に合ったカードを選ぶようにしておきましょう。アルバイトでも2枚~4枚くらいのカードを持っていて、使い分けている人もたくさんいます。

■ クレジットカードの審査は実は無職でも通る

クレジットカードの申込条件などを読むと、無職では審査に通らないように書かれていることがほとんどです。確かに杓子定規に物を考えればそのとおりなのでしょうが、別に虚偽の申込みとかそういう違反をするようなことなしに、少し頭を働かせるだけで無職でも審査に通ることは十分に可能なのです。

一つ目は、その人が既婚者で主婦の場合です。最近では主夫の人もいるかもしれませんが、原則的には同じことで、本人自身が無職でも配偶者が仕事をしていて収入があれば審査に通るクレジットカードも多くあります。実際には流通系と呼ばれるようなクレジットカードがそれに当てはまります。大手スーパーやデパートが発行するようなカードで、当然ながらこういうお店の主要顧客は家庭の主婦層です。もちろん専業主婦で本人には収入がない人も多くいますが、そういう人とて家計をがっちりと握っている以上はお店にとっては重要な顧客であり、カードの申込みがあった場合にむげに断るような真似はスーパーやデパートにとってできるはずはありません。

この場合、職業欄には無職ではなく堂々と主婦というように記載すればよいのです。自分自身が仕事をしていないからといって馬鹿正直に無職と書く必要はさらさらなく、これは虚偽申込みでも何でもありません。

この方法は既婚者の場合に当てはまることですが、未婚者、独身者の場合はこれは通用しません。独身者で主婦や主夫などと書いてはそれこそ虚偽申込みになってしまいます。しかし、それでも方法はあります。例えば、自営業を名乗ることが挙げられます。自営業というのは明確な定義とか、何かの登録などが必要なわけでは決してありません。ですから、実態として他人から見てあの人は無職だと思われるような人であっても、自分から自営業を名乗ることは別に違反でも何でもないのです。現実的に、今やネット上のポイントサイト、オークションその他により、家にいてもいくばくかの収入を得るようなことは誰にでも可能です。ネットショップなどの経営者と比較して、こちらは自営業ではないという明確な線引きなど誰にも許されることではありません。

その他には、例えば何でもよいから派遣会社に登録してしまうということも挙げられます。実際に企業に派遣されて仕事をしていなくても構いません。派遣会社に登録さえしてしまえば、もうそれだけで立派な派遣社員なのです。これで申込み書に無職と書く必要はなくなります。