クレジットカードの審査の気になる疑問

■クレジットカードの審査はなぜ必要なのか?

そもそもクレジットカードになぜ審査があるのかということを疑問に思ったことがある人は多いでしょう。多くの人は、延滞などをせずに、計画的に利用をしていますので、「自分は失敗しないから、審査なんか必要ない」と考えている人も多いかもしれません。

しかし、現実問題として、クレジットカードで破綻をしてしまう人はたくさんいます。「自分は大丈夫だ」と考えている人ほど、慎重に利用をしている人と比べて、破綻してしまうリスクが高いと言えるでしょう。

クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠があります。クレジットカードを1枚持っていて、ショッピング枠が50万円、キャッシング枠が30万円ついていたら、合計で80万円もの借金ができると考えることができます。

ここで、ショッピング枠は借金ではないと考える人もいますが、ショッピング枠でも返済方法をリボ払いもしくは分割払いにしていたら、借金と同じと考えることができます。

クレジットカードは3枚~5枚程度持っている人も多いです。5枚のカードを持っていたら、ショッピング枠の合計が200万円、キャッシング枠の合計が100万円というように、高額になってしまうかもしれません。カードを何枚も持っていると計算が複雑になっていきますので、計算をするのが面倒になり、シミュレーションをせずに利用をしていたら、借金が300万円できてしまっていたということもあります。

クレジットカードになぜ審査があるのかという質問に対する答えとしては、貸し倒れのリスクを減らすということが1つの理由となっています。お金を借りている人が自己破産などをしてしまうと、借金は合法的に踏み倒されてしまいますので、貸し倒れとなります。カード会社は貸し倒れのリスクも考慮に入れて、お金を貸していますが、リスクの高い人には最初からお金を貸さないということも重要になります。

また、自己破産をすることになってしまったら、その人の人生にも大きな影響が出てしまうこともあります。もっと最悪なパターンとして、借金を返済できなくなり、自殺をしてしまうという事件も実際に起きています。

そのような不幸を回避するためにも、クレジットカードの審査は重要です。借金は人生を豊かにするものですが、無理のある金額を借りてしまうと、人生を豊かにするどころか、不幸になってしまいます。クレジットカードの審査はカード会社が貸し倒れのリスクを減らすためというのが1つの理由ですが、消費者が無理のある借金をしないですむためという理由もあります。

クレジットカードの審査の仕組み、3Cとは何か?

クレジットカードは簡単に言うと借金で金銭のやり取りをする為、審査の仕組みにはカードを使い借金をしても返済能力があるかがキモになります。とは言え系統で若干の違いがあり銀行系が一番厳しく次がオリコ等の信販系その次がイオンなどの流通系カードです。

また流通系カードや家電量販店とかが出したりするメーカー系は学生から主婦まで作り易いカードで優良なカードを使う相手であればパートやアルバイターでも通る率が高いとされます。また現時点ではかつては厳しいとされた外資系のカードが作り易くなっていて自営業お勧めと言わしめています。

審査の仕組みで判断基準にされているのが依頼者の資力と性格と資産にあり英語にするとCapacity,Character,Capitalとなり頭が全部Cなので3Cと言われています。その内依頼者のCapacityが最も重要視しています。これは金を貸す方からしてみればショッピングやキャッシングでの返済能力があるかどうかがと一定の収入があるかは貸した分返す信頼性に直結するので基本の基本と言えます。

例えばクレジットカードの審査は同じ収入がある相手として会社員に有利で自営業者が不利なのは収入のリスクの差にあります。また会社員でも勤続年数は返済能力としても信頼性があります。だからいくら会社員であってもころころ転職するようでは不利です。次に資産であるCapitalもあるのであれば重要です。もし依頼者が自宅等の不動産等を所持していたら負債を負ってしまった場合其れを担保に出来るからです。

そしてCharacterである性格はクレジットカードを自己管理出来るかどうかの側面をみます。何しろ個人であってもお金を出せば個人信用情報機関からクレジットカードを作っていれば使用状況とカードを作っていないでもローンや携帯会社等の支払いをチェック出来るからです。因にそのチェックがあるので審査がすぐ終わらない事の一つです。

クレジットカードの審査に個人信用情報機関は使われていますが、逆に依頼者が今の時点でクレジットカードを作るとしてその審査を通る事が出来るかどうかを知る為に利用すると言う手もあります。ただしみる事が出来るのは自分自身だけです。ただしそれぞれのカード会社も別のルートで情報を収集している所も多々あるので個人信用情報機関のデータに無いからと言ってその情報だけでクレジットカードの審査が通ると言う仕組みではない事を注意しなければなりません。

■審査には職業で落ちる可能性がある?

クレジットカードの審査に通過するか悩む方で、職業で落ちてしまうのではないかと不安になる方もいると思われます。しかし、申し込み可能な方の条件が、申し込み概要のサイトやパンフレットに記載されていますので、そちらから判断するといいでしょう。

一般向けクレジットカードの場合は、18歳以上で、国内在住の確実に連絡が取れる方で、安定的な収入のある方と書かれています。職業については規定がありませんが、安定的な収入という点で、赤字申告の自営業者やアルバイトやパート等の非正規雇用者の方は、クレジットカードの審査を受けるのが心配になる方もいるでしょう。ゴールドやプラチナなどの、上位クラスのクレジットカードでない限り、就業形態が問われることはほとんどありません。多少の変動があるとは言え、月々収入を得ているのであれば問題なしとする発行会社がほとんどでしょう。

学生や専業主婦の場合は、職業に就いていない状態ですが、保護者や配偶者に安定した収入があれば、クレジットカードの申し込みを可能とする所がほとんどです。リタイアした年金生活者の方も、安定的に年金収入があると判断されます。職業に就いている未成年者や学生の場合は、保護者の認可が必要になりますので、審査の一環として親に連絡があります。専業主婦の場合は、配偶者への連絡は行われません。

クレジットカード発行の可否で問題になるのは、職業や収入額よりも、決められた日に返済できる方であるかどうかが判断の分かれ目となります。職業が立派でも、信用情報に債務整理の情報が記載されていたり、返済遅れや延滞等の事故情報が分かれば、審査に落とされてしまう可能性が高くなります。期日を守って支払っている情報が記載されていれば、信用度が高くなります。

■クレジットカード審査と居住年数の関係は?

クレジットカードの審査と居住年数には何か関係があるのでしょうか。これは、一応はあるということになるでしょう。ただし、居住年数はさほど重要な要素ではありません。それよりは勤続年数のほうが重要ですし、住居関係で言えば、持ち家なのか賃貸なのかということのほうがクレジットカードの審査においては重要になってきます。

それでも全く無関係ではありません。とくに、賃貸住宅に住んでいる人にこれは当てはまります。持ち家に住んでいるような人は、たとえ居住年数が短かろうとも、それは新たにマイホームを取得したのだと考えられますから、クレジットカードの審査にあたってさほど問題にはなりません。持ち家の人はその点ではそれなりに有利です。これは、考えてみれば分かることですが、万が一支払いが滞り、どうしようもなくなったような場合でも、持ち家の人はそれだけの資産があるということになります。

もちろん、住宅ローンの支払い中であってまだ完済はしていないというケースも多いでしょうが、それでも立派な資産です。さらには、資産があるということの他にも、持ち家に住んでいるということは、多少の事ではその住所を離れて行方をくらませるなどということは想定しがたいでしょう。単なる引越しという可能性はあるかもしれませんが、今現在持ち家に住んでいるような人がたかがクレジットカードの支払い程度のことで行方をくらませるなどということはちょっと想定しがたいわけで、それだけカード会社にとっては安心感があるわけです。

このように説明してくると、賃貸住宅の人はちょっとマイナスというか、安心感を与えるという点で不利であるのは理解できるでしょう。いざとなればそのまま行方をくらませてしまうかもしれない、夜逃げ同然に引越しをされてしまっては、取り立てをするのも一苦労かもしれないとなるわけです。

さらに居住年数が短いとこの不安感に拍車をかけます。ころころと住所を変えていると思われてしまうわけで、実際にはたまたまであったとしても、一つの材料として見られてしまうことは致し方ありません。この人は引越しに抵抗があまり無いようだ、これはもしかすると何か事があったときにはまた引越しをしてしまうような人かもしれないな、というように見られても仕方がないわけです。とくに、仕事の勤続年数も短いとか、家族との同居ではなく一人暮らしなどということが重なるとその傾向が強くなってしまうかもしれません。

■クレジットカードの審査に年収はどれほど影響する?

クレジットカードを作る時、年収の最低ラインも気になるところです。一般的に言うと、200万円だとされています。その場合、職種などにこだわる(正社員だけ)場合もありますが、最近ではパートや年金受給者、契約社員、自営業の方でも200万円以上の年収の場合、審査に通ることが多いです。この収入は、返済能力を見るもので、審査の一項目に過ぎません。

最近のクレジットカードでは、専業主婦や学生でも作れますが、この場合本人には収入はないけれど、配偶者や保護者の存在があることで、利用が可能になります。ただし、利用限度額は普通の方にも低いのが特徴です。それでも、無収入であれながらクレジットカードが持てます。ただ、専業主婦でもない学生でもない無職の大人の場合は別です。無収入の20歳以上の方については、それだけで審査が通らないことになります。

年収に関しては、自己申告で所得証明書の提出が不要なところも多いです。300万円以下であれば、そのまま自己申告だけで申し込みができるようですが、少し見栄を張って、高く申告してしまった場合はどうなるでしょうか?

これはなんとも言い難い事態になるとしか言いようがありません。証明書がないのですから、金融機関では正確な数字を知ることはできません。ではバレないか?というと、そうとも言い切れないのです。例えば、30歳、地方公務員、450万円であれば妥当ですが、これを1000万円としてしまうと、絶対に嘘だとバレてしまうでしょう。そして、勤務先の名称と勤務年数から、あまりにも常識はずれの年収であれば怪しまれます。

金融機関では、クレジットカードの申し込みがある場合、個人信用情報機関において、その方の過去のクレジット記録を照会します。
そこには過去の勤務記録や年収が書かれていて、一応確認することができます。そこで300万円程度と書いてあって、たった数年で700万円などと申告をした場合は、虚偽申告ということで、それだけで審査に落ちてしまうことになります。

少し高い年収にした方が審査が通るのではないかと思うのは人間の心理として働いてしまうことですが、ここは正確な数字を入れることが大切です。最低ラインが200万円と言われていますが、それ以下だとしても、借り入れ限度額を低くして、クレジットカードが来て返済実績を作ってから増額する方法もあります。ですから、審査に関係する自己申告については、すべてを正確にすることが大切です。
バレないから大丈夫ということはなく、虚偽申請は絶対に得をしないと考えることが必要でしょう。